八幡前・岩倉 界隈/晋六窯

世代を超え愛され続ける暮らしに寄り添う器たち

京都で三代続く、京焼・清水焼の晋六窯。素朴ながらも、優美で趣を感じさせる器を多く生み出している。看板商品は、大きな口が特徴的なペリカン急須®。番茶やほうじ茶などの大きな茶葉でも詰まらず、注ぎやすいよう工夫が凝らされている。機械を一切使わない、手しごとの温もりが感じられる逸品だ。長く使えるよう、蓋は破損すれば無料で交換。親子二代で受け継ぎ愛用している人もいるという。昨年には、モダンな空間にもマッチするPELICAN®シリーズも誕生。日々の暮らしに寄り添う器づくりを続けている。

ペリカン急須®の穴あけに使う道具は、なんと傘の骨。初代から続く伝統の技なのだという。

不定期で陶芸体験も開催。出来上がった作品はギフト包装もできる。

晋六窯

●京都市左京区岩倉幡枝町322
●TEL/075-721-3770
●時間/10:00~17:00 ※陶芸体験教室あり(4,000円~。予約・詳細はHPにて)
●不定休 ※臨時休業の場合がありますので訪問の際はHPでご確認ください
(8/6~8/10・12/28~1/5)
●アクセス/叡山電車「京都精華大前」駅下車、徒歩約10分
https://www.shinroku.com/