心根を包み したためる ー かみ添

ひとをつなぎ、よろこびの想いを伝える


大きなガラス窓から入る日差しに、行儀良く陳列された唐紙たちが様々な表情を見せる。唐紙は和紙に絵柄を手で摺ったものであり、平安時代にまで歴史を遡る工芸品だが「かみ添」の唐紙には工芸品というより、今までにないクラフトかと思わせる趣がある。アメリカでグラフィックデザイナーとして培った感性と京唐紙の老舗で修行した技術が融合し、現代の生活に見事に調和して尚、静かに品良く存在しているのだ。だが、「贈るものは心や言葉。紙はあくまでも添えもの。」と主はいう。紙は一つの素材であり、言葉や生活にそっと彩を添えるものなのだと。
そして、その彩りは、時に言葉よりも深く相手の心に伝わるものだとも…


かみ添
京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
TEL:075-432-8555
営業時間:12:00~18:00(月曜定休/不定休有)
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